ラグタイム

「はい、お疲れ様でしたー」

「お疲れー」

翼にホールの掃除を任せた後、あたしと武人と藤本さんは厨房の方へと足を向かわせた。

「夕貴、着替えが終わったら外で待っててくれ」

更衣室へと向かおうとしたあたしに、武人が声をかけた。

「うん、わかった」

あたしは武人に返事をすると、更衣室へと足を向かわせた。

バタンと、更衣室のドアを閉めると、
「はあ、やっと終わった…」

あたしは息を吐いた。

ズボンからベルトを抜き取った後、制服から私服に着替えた。

最後にジーンズにベルトを入れると、キュッと締めた。

忘れ物がないかの確認をした後、あたしは更衣室を後にした。