へ? 突然の事に、眉間に皺を寄せ 「璃久?」 そう呟いたまま、時が止まってしまった。 あたしの瞳には、 ぶすっとした表情の璃久が立っている姿が映る。 あたしと目が合うと、目線をズラした。 え? え!? えええ? 「ど、どうしたの!?」 驚くあたしに、璃久は 逸らした目を合わせる事もなく 「お前、何しとんねん」 と近づいて来た。