「梢、何歳よ?」 「17だけど?」 聞かれた質問に答えると、 「もうすぐ18歳の高3です」 隣の友達がいらぬ事を付け足した。 「神楽弟は何歳?」 「……14歳」 ほんの少し小さくなってしまった声に 「14歳の中3です」 またもや、友達が付け足した。 「ほらね!?」 そう自信満々に振ってくる頭上からの言葉。 「ほらね、って何が、ほらね。なのよ」 ぷぅっと頬を膨らました。