鈍器で殴られたような痛みが残る頭。 『迷惑』 この言葉が頭から離れない。 璃久の口から初めて言われた。 本当は、心のどこかでわかってたんだ。 図々しいって。 だけど、本気で突き放されないから まだ大丈夫。 って思ってた。 泣いて泣いて、やっと辿り着いたベッド。 赤くなったであろう目を両腕で押さえながら倒れ込んだ。