その後、しばらく沈黙が流れた。
 沈黙の中、土方さんが僕に近づいてきた。そして僕に
 「隊士になることを認める。後で俺の部屋に来い。」
 そう言って道場を出ていった。
 すると、藤堂さんと沖田さんが近づいて来て
 「お前、やっぱり強いよ!しかも速い‼あの土方さんに勝つなんて
  すごいな!」
 『ありがとうございます!藤堂さん!』
 「平助でいいよ?藤堂さんって落ち着かないから。
  あと、そんな丁寧に話さなくていいぞ?」
 『うん!平助君?』
 「ああ、うん、そんな感じで。
  えーと、琥珀って呼んでいいか?」
 平助君、ちょっと赤い?気のせいかな?
 『もちろん❗』
 「平助とばっかり話してないで、僕とも話しましょうよ、ね?」
 と沖田さんが入ってくる。
 『えーと、どうでしたか?沖田さん。』
 「うん!すごかったですよ!
  今度、僕の相手になってくださいね!」
 『はい!
  あの、沖田さん、丁寧に話さなくていいですよ?
  僕も落ち着かないので』
 「うーん、まあわかった。できるだけそうするね」
 『はい、そうしてください。』
 2人ともいい人たちだなぁ。
 これから、楽しくなりそう‼