無邪気に笑っている彼が 少し憎らしく思えた。 はあ……あ… とりあえずリビングに行くため 部屋着に着替えることにした。 『あの…着替えしますね』 「うん」 『え?あの…見られてたら 恥ずかしいです』 「…?どうして?」 どうしてって!?!? 『む…向こう…向いてて下さい…』 「…?どうして?」 「見てちゃ駄目なの!?」 『!?ええっ!?』 『駄目ですっ!』 何なの!?!? 納得いかない様子で 背中を向ける彼を横目に見ながら 私は急いで部屋着に着替えた。