後ろで緑頭が、なにか叫んでたけど無視して
教室にまた、歩きだした。

心「ごめんね?本当はいい人なんだよ?翔ちゃん。」

「さっきの人達誰?」

心「桜虎だよ。私桜虎の幹部の人と
付き合ってるの。ごめんね?だまってて。」

「いいよ。別に。」

なんで、さっき、心のこと庇ったりしたんだろ?

私友達いらないのにな。心も私のこと聞いら
離れていくよね。絶対。それなら、
先に言っとくべきよね。

心「か・・・・か・・で・・・楓!!」

「なに?!」

心「何回も呼んでるのに返事なかったから
教室ついたよ!!」

「もうついたのね。」

ザワザワザワザワ

心「開けるよ!」

ガラガラガラガラ~

しーん…。

さっきまでうるさかった教室が
いきなり静かになった。

コソコソ
『朝虎様に、失礼な態度とってたの
この子だってぇ~』
『廊下でも翔希様投げてたわよ。』
『いじめちゃう?』『いじめ決定ね』

「コソコソうざい。
言いたいことあるなら言ったら?」

心「楓~席座ろ?」

「そうね。」

また、いじめられるのね。

心「隣にすわろうね!」

「いいわよ」

心って、なんか守りたくなる存在ね。

私と友達の間は心を絶対守り抜く。

ガラガラ~
「おーい!みんな席につけ!俺はここの担任の
上地だ!よろしく!
それと俺の授業は数学だ必ずでろ。
でねー場合は、楽しみにしてろ。」

ゾクッ。こいつ殺気出しながら話してる。

めんどくさいわね。

心「あの先生桜虎の先代だよ!」コソッ

だからあの殺気だせるのね。

めんどくさいのが担任になったわ。

「そうなのね。私には関係ないけど」コソッ

「先生?私外の空気吸ってきます。」

上「あ、藤城か!いいぞ!桜虎の幹部達は
中庭が、溜まり場だから
気つけるんだぞ!それと!!!
数学はでろよ!!」

「え?あ、はい。気が向けば数学でます。」

なんで、外行くの許してくれたの?

こんな事を考えてる時上地が、
『これからは、楽しみになるな。
虎もこいつと関われば変わるかもしんねーな。』
上「はぁー。それと、藤田もサボればいいからな!」

心「え?ありがとうございます!」