いつだってあなたが好き。

「ほんでなんや、なんでぶったんや」

「単刀直入に言わしてもらう、
あんた冨山春樹っていう男の子してるやろ?」

青ざめ始めた織田圭。
やっぱり昨日おったんは織田圭とお父さんやったんや、世間ってほんま狭いな。

「冨山春樹は…春樹はうちの彼氏なんや。
春樹をあんな状態にさせたんあんたのお父さんやろ、昨日偶然見てしもてん病院の前で。
ほんであんたは春樹の状態を知るために
うちに近づいたんやろ?ちゃう?」