「中入りなよ」 棗君はなんで隣に座ってるの?という顔で私を見る。 い、一緒に毛布の中に入るなんて...っ... 棗君に惚れてる人だったら絶対一撃...... 「今はいらないと寝るとき入れてあげないよ」 棗君は少しひどいことを言う。 私はさすがにその言葉に負けて、棗君が入ってる毛布の中にソッと入り込んだ。 フワッと一気に棗君の匂いが鼻につく。 っ......やば......すごくいい匂い......。