どうしよう...っ...どうしよう!!!!




棗君は何も喋らなくて...




ただ影が見えてる状態...





「棗君お願いだから入ってこないで...っ...」





こんな体見られたら私恥ずかしすぎて泣ける。




絶対泣ける!!




なんて必死に考えていればドアの向こうから聞こえたのは笑い声。





「入らないよ、ただバスマット敷きに来ただけ」





カァーッと顔が熱くなった。




棗君すごく紛らわしいよ...!




でもなんか風邪引いてるのに申し訳ない...。





「あ...ありがとう棗君!」