なんかすごく心臓に悪い...
ドキドキうるさいし......
「なつ......めく、ん...」
こんな緊張するのは初めてだ...
動けない私を見て棗君が体を重そうに動かして私の手を引っ張った。
「おいで」
いつもとは違う掠れた声にドキドキしてしまう私は大人しく棗君の手に引かれてベットの上に座った。
それと同時に何かがポケットから1つ落ちてしまった。
それに気づいた棗君が落ちたものを手に取る。
「......チョコ?」
あ......
「それ武藤君がさっきくれたの!」
と私が言った途端一気に棗君の部屋中がひんやりしたような気がした。
ま...まずいこんな形で言うつもりじゃ...
「武藤と...なんかしたの?」
ボソッと棗君が喋った。

