「あ...ゆっちゃん...」
そう私の名前を呼ぶ棗君は本当に具合が悪そうで...
「大丈夫?
少し早いけどお見舞い来ちゃった」
へへっと笑う私に棗君はグイッと私を引っ張ってバタンッとドアを閉めた。
「な、なつめくん...?」
この体制は...
棗君が私を抱き締めてるということでしょうか...?
「ゆっちゃん......」
抱き締められながら棗君に名前を呼ばれる。
「どうしたの......?」
「すごく熱い......」
棗君はグタッとしながら私にそう言った。
確かに棗君すごく熱い......
「お母さんは......」
私がそう言えば...
「誰もいないから......」
棗君は衝撃発言をした。

