お見舞い...?




お見舞いって言われても思えば私棗君の家知らないぞ...?



うーんと考えていればまた携帯が揺れる...




待ってる





とだけたった四文字の文。





これで行かなかったらまた棗君怒っちゃうから...





棗君が好きなゼリーでも買って行ってあげよう...。





家は知らないから先生に聞いて行こう...。





それにしても...




棗君の家族いたらどんな反応すれば...





なんかなんかこれじゃ私彼女みたい...っ!





...いやいやこんな事言ってたら棗君に変な目で見られるに違いない...





とりあえず学校で色々考えようかな...





柚子は準備をし終わるとゆっくり学校へと向かった。