「…っ…なつ、めくんが好き… 大好きっ…」 私がそう言えば棗君は嬉しそうに目を細めて微笑んだ。 棗君とこんな関係になるなんて… 全く思いもしなかった。 サラッと私の髪の毛に指を絡める棗君。 「俺だけの…ゆっちゃん…。」 なんて嬉しい言葉を私に言ってくれた。 あの棗君がこんなこと言うなんて… 私喜んでいいんだよね…っ…? すごくすごく幸せ……。