「後からやっぱりなしとかダメだよ?」 そう言われて私はコクッと頷いた。 何を言われるかと思えば…… 「ゆっちゃんから俺にキスして」 一瞬にして固まる私。 私から棗君にキス…!? 前にしたとはいえあれは私からじゃないし、キスなんて自分からしたことないからよくわからないし…っ… それに……恥ずかしい…… 「そ…それは…」 絶対にしなきゃダメなの?と聞こうとしたのに棗君に遮られる。 「今。 約束したよね?」 棗君はやっぱり悪魔だ……。