「っ......はず...かしいから...」





棗君は私がそう言うと少し驚いた顔をして...





「...そんな顔しちゃだめじゃん」




とよく意味のわからない言葉を発して私を自分の膝から降ろしてくれた。





「え...?」





今だにさっきの恥ずかしさで体がポカポカしてる私はとても暑い。




棗君は不思議な所が結構あるからちょっと難しい。





「とりあえず...」




棗君が私の髪の毛を軽く触りながら...




「他の男で顔赤くするなんて許さないから」





ものすごい言葉を私に向けてきた。




「えっと...」



「わかった?」





はい...わかりました。





コクンッと私は棗君の言葉に頷いた。