私何もしてないのに~っ...
「な、棗君~...」
私が棗君を呼んでもちっとも反応してくれず...
どうしたものか~...
揺すったら反応するとか...?
そう思って棗君の左腕の制服のを掴んで揺さぶった。
「棗君無視しないで~っ...」
ユッサユッサ...
そんな音だけが聞こえて棗君の声は聞こえない。
これじゃあ私一人で喋ってるみたいじゃん...っ...
また名前を呼ぼうとしたとき...
「なつ...「抱きついてよ?」
私の声を遮って棗君はおかしな事を呟いた。
「ん...?」
よく意味が分からなくて聞き返す私。
「わからなかった?
今ここで俺に抱きついてよ」
棗君はニッコリと笑いながらそう言った。

