「あ、あの…なんかごめんね…」 中庭のベンチに座ってお弁当を広げる武藤君に一言謝った。 「なんで謝るの? 俺は悪く思ってないから大丈夫だよ」 …なんで武藤君はこんなに優しいのか…… どうして私に構ってくれるのか… さっぱり分からないけど私武藤君がいなかったらきっと今頃落ち込んで落ち込んでしょうがなかったはず。 今も落ち込んでないって言ったら嘘になるけど… 「武藤君は優しいね…」 私がそう言えば武藤君はそんなことないよ!と言って卵焼きを口にした。