「ねぇ棗君! 武藤君愛想のいい人だったねっ!」 と棗君にパッと顔を向けるとジーッと私の顔を見ていた。 「え...? な、なに...?」 そう言っても棗君は何も言わずにただ私の顔をひたすら見ている。 棗君の整った顔にここまで見られると冷や汗が吹き出してきそうな感覚に陥りそう... 「なに? このほっぺ。」 口を開いたかと思えば、そんなことを言って私のほっぺをぐにゅっと横に伸ばす棗君。 「へ...?」