「ゆっちゃん何回俺が呼んだと思ってるの?」




棗君はニコッと黒い笑みを私に向けてきた。



そんなこと言われても寝てたのにっ...!




「そ、それは...」



あははと苦笑いをする私に棗君は言った。




「ちゃんと俺の声には反応してね」




耳元でそんなこと言われた私はゾワゾワッと背筋に何かが走った。





な、なんか...その言い方変な意味みたいだ!!