懺悔部屋~脱出法は仲間を傷つけ食べること~

「謝れ! 彗に謝れよ!!」


怒鳴りながら嵐の頬を何度も殴る。


どうしてだろう。


たった数時間前まであんなに楽しかったのに。


どこで狂ったんだろう。


俺たちの卒業旅行だったのに。


こんなことになるハズじゃなかったのに……!


「拓夢、もうやめて!」


百合に言われ俺はハッと我に返った。


見ると、嵐は口と鼻から血を流し虚ろな目で俺を見ている。


俺は肩で呼吸をしながら、嵐から離れた。


振り返ると、キチンと服を着た彗がいる。


肩で呼吸を繰り返しながら、俺は嵐から身を離した。


「ぼ、僕、考えたんだけど……」