懺悔部屋~脱出法は仲間を傷つけ食べること~

俺は右手で嵐の胸倉をつかむと、左手でその頬を殴った。


肉を打つ音が聞こえ、嵐はその場に倒れ込む。


普段の嵐ならこれくらいで倒れることはない。


ついさっきドアの武器によって怪我をしたから、倒れただけだ。


「お前だって見たかったんだろ」


嵐がニヤついた顔のまま俺を見上げ、そう聞いてきた。


「なんだと……?」


「部屋から出る方法がない。食料もない。ここにあるのは男と女だけだ。自然とそうなるだろ?」


「お前……まさかそのために彗に疑いをかけたのか!?」


「あのチビに人殺しなんかできるかよ」


嵐はハハッと声をあげて笑う。


この……くそ野郎が!!


俺は心の中で嵐をののしり、そしてその体に馬乗りになった。