もし、君が。









「……やっぱり、遊ぼう。」


悠希は、私を立たせるとパーカーを脱がせた。



…いいんだ?



「いこう」


「うん!」




……少し恥ずかしいけど。

海〜。



「つめたぁーい!」

おっきい浮き輪を膨らませて浮かぶ私。


「栗愛、押すよ」



そう言って悠希は私の浮き輪につかまるとおしてくれる。



魚、いるかなぁ?

こんな浅瀬にはいない……か。





「えーいっ」


「った。」