もし、君が。







柑奈がそういうと、里翔くんが柑奈の隣に座るから、私と悠希はもう一つのベットの上に座る。




「何するの?」


「ん?怖い話♡」







え?


怪談?怖い話?



うわーっ。


相変わらず、怖い話好きだなぁ。




「柑奈ちゃんが話すの?」

悠希はたのしそう。



やめてよ、私苦手……






「うん!里翔、部屋の電気消して〜」

「おっけーっ」


里翔くんが部屋の電気を消すと、どこから持ってきたのか、懐中電灯を自分の顔に向ける柑奈。