もし、君が。







「あのさ」



「えっ、あ…… はい」


「助けて」

「……ん?」



悠希は、私の腕を掴んで自分の家へ案内する。



何を?

私で、助けれるの?




「片付け、手伝って」


あ、部屋の!



でも、さっき片付けしたんじゃ……