「里翔くん……」 少しだけ、期待した自分が恥ずかしい ……そっか、悠希の彼女のこと…話に来たんだ。 「どうぞ」 私は、作り笑顔をして里翔くんを部屋に入れる。 ……えっと、何か飲み物あるかなー。 「どうか、したの?」 私はジュースを渡しながら聞く。 「はるの、こと」 「……うん」 私は、目線を下に向けながら聞く。