「あ、栗愛。私、はるくんに話聞いてもらってすっきりしたから帰るね!」


「あ、あぁ……うん。」




悠希、聞き上手なんだ?


私は呆れて何も言えずにいると柑奈は帰ってしまった。




2人になっちゃった…。


何、話そう?






「あ〜、腹減った(笑」


「……そう言えば」




そろそろ、夜ご飯か…。

じゃぁ…


「ご飯、作りに行ってもいい?」



うちで作っても変わらないけど、悠希が落ち着かないだろうから…

少し、悠希の部屋を見たい気持ちがある。



「まじで?」


「うん、お礼に!」