「......にっしーだって、さほちゃんとイチャイチャしてるもん」
「え?」
そうポツリとつぶやいた声は小野くんには聞こえなかったのか、彼は振り返って私の方に距離を一歩つめた。
「それに、にっしーに言われるなら分かるよ?そしたら私も悪いと思うし。
だけど、なんで小野くんにそんなこと言われなきゃいけないの?にっしーとはきっちり別れてるんだし、今は部活中ってわけじゃないんだから、いくらキャプテンでにっしーの親友だからって、そんなこと言われたくない。私が誰と何してようが、私の自由でしょ。
そんなににっしーが心配なら、小野くんがにっしーと付き合えばいいんじゃないの」
大きな声は出さなかったけど、今度はきっと全部聞こえたと思う。うつむいたまま、一度開けた口は止まらず、一気にまくし立てた。
みじめだ、すごくみじめで、この場から消えていなくなりたい。私のことにはまるで興味はなく、ただ親友の心配をしただけ。
そんなこと分かりきっていたことだったのに、なんで一瞬でも期待しちゃったんだろう。本当に私って、バカで学習能力がない。
もう自分で自分が何を言ってるのかも分からないくらいに、心が破れそうだ。
ただそれでも、ぐちゃぐちゃな心とは裏腹に、声だけはひどく冷静で自分でも驚くくらい。
「え?」
そうポツリとつぶやいた声は小野くんには聞こえなかったのか、彼は振り返って私の方に距離を一歩つめた。
「それに、にっしーに言われるなら分かるよ?そしたら私も悪いと思うし。
だけど、なんで小野くんにそんなこと言われなきゃいけないの?にっしーとはきっちり別れてるんだし、今は部活中ってわけじゃないんだから、いくらキャプテンでにっしーの親友だからって、そんなこと言われたくない。私が誰と何してようが、私の自由でしょ。
そんなににっしーが心配なら、小野くんがにっしーと付き合えばいいんじゃないの」
大きな声は出さなかったけど、今度はきっと全部聞こえたと思う。うつむいたまま、一度開けた口は止まらず、一気にまくし立てた。
みじめだ、すごくみじめで、この場から消えていなくなりたい。私のことにはまるで興味はなく、ただ親友の心配をしただけ。
そんなこと分かりきっていたことだったのに、なんで一瞬でも期待しちゃったんだろう。本当に私って、バカで学習能力がない。
もう自分で自分が何を言ってるのかも分からないくらいに、心が破れそうだ。
ただそれでも、ぐちゃぐちゃな心とは裏腹に、声だけはひどく冷静で自分でも驚くくらい。


