ふりむいてよキャプテン

120パーセントフラれるとは思ってたけど、それでもほんの少しだけ期待しながら、三日間ほど返事を待った。

待った、のだけれど。





「ねぇねぇ、小野くんから返事返ってきたの?」


昼休みの廊下、こっそりとささやくゆっちに首をふる。


「まだ。フラれたってことなのかも」


直接が言いにくいなら、LINEでもいい。
返事をする方法なんていくらでもある。

何の反応もないってことは、きっとダメだってことなんだろう。なんかすっきりしないけどあきらめるかなぁ。


「んー......、ねぇ、手紙に名前って書いた?」

「名前?もちろん......あ。書いてない......」


首をひねるゆっちに、青くなる私。



ありえないでしょ私、テストだったら0点だ。


作戦その四、失敗。