マウンド付近をトンボで整備していた人に話しかけると、周りの黒いユニフォームを着ている怖そうな人たちにいっせいににらまれる。
「アップいってこいや」
私の方をちらりと見ると、ドスの聞いた声でそう言い捨ててから作業に戻る、工業高校のとある部員。
......。
冷たくあしられたあげくに、他の部員からもなんでまだここにいるんだとでも言うかのように、ジロジロと見られる。
なんか怖いよ、この人たち。
やっぱりここの工業高校って噂通り、ちょっとガラが悪い感じなのかな......。
「......わ、分かりました。
あと、トイレの場所って......」
「ああ!?女のトイレは校舎にしかねぇから、男子便使っとけや」
そんなぁ......。
それはあまりにもひどいんじゃとは思ったけど、ガラの悪そうな部員たちににらまれ、早々に退散してきてしまった。
「マネージャー、道具どこにあるって?」
「あー......っと、グラウンド整備は自分たちでやっておくので、気にせずアップいってきてください、だそうです」
「そうなんだ、ありがとう。
みんな、アップいくよー!」
みんなのところに戻ると、一番にいつき先輩に声をかけられ、さっき言われたことを角がたたないよう脳内変換して伝える。
大体同じような意味だよね。
まさか、アップいってこいやと言われました、とは言えないし。
すぐにアップにいくみんなの背中を見送りながら、こっそりためいきをついた。
「アップいってこいや」
私の方をちらりと見ると、ドスの聞いた声でそう言い捨ててから作業に戻る、工業高校のとある部員。
......。
冷たくあしられたあげくに、他の部員からもなんでまだここにいるんだとでも言うかのように、ジロジロと見られる。
なんか怖いよ、この人たち。
やっぱりここの工業高校って噂通り、ちょっとガラが悪い感じなのかな......。
「......わ、分かりました。
あと、トイレの場所って......」
「ああ!?女のトイレは校舎にしかねぇから、男子便使っとけや」
そんなぁ......。
それはあまりにもひどいんじゃとは思ったけど、ガラの悪そうな部員たちににらまれ、早々に退散してきてしまった。
「マネージャー、道具どこにあるって?」
「あー......っと、グラウンド整備は自分たちでやっておくので、気にせずアップいってきてください、だそうです」
「そうなんだ、ありがとう。
みんな、アップいくよー!」
みんなのところに戻ると、一番にいつき先輩に声をかけられ、さっき言われたことを角がたたないよう脳内変換して伝える。
大体同じような意味だよね。
まさか、アップいってこいやと言われました、とは言えないし。
すぐにアップにいくみんなの背中を見送りながら、こっそりためいきをついた。


