ふりむいてよキャプテン

「なんかあつくない?
エアコンつけていい?」

「......にっしーつけたいなら、つけていいよ」


にっしーがエアコンのスイッチを入れると、とたんに涼しくなる部屋。


いまは十月だし今日もそこまで暑いわけじゃない。

私は半袖に薄手のカーディガン着てるくらいだし、にっしーだって長袖着てる。


エアコンつけるほどでもないと思うんだけど、にっしーの部屋だしと思って、つけていいよと言った。

言ったけど、さすがにこれは寒すぎると思うんだ。


十月だと言うのに、冷蔵庫のようにキンキンに冷えた部屋。

ただでさえ寒がりなのに、色々な意味で冷たくなっていた体にこれはきつい。


一体何度に設定したの......。
壁にかけられたリモコンを見ると......、24度!?


「ちょっと。これは寒すぎるよ。
高田先生、エアコンの温度は30度までにしろって言ってなかった?」


にっしーに文句を言いつつ、エアコンの温度を30度に下げる。