「手ぐらいつないでやってよ。
花火大会の時の、巾着のひもを片方ずつ持ってたやつ。
あれ、本気でにっしーに同情したんだけど」
「あー......あれはね、後から考えたら自分でもおかしいと思った。
でも、私別に拒否してないよ。にっしー何もしてこないもん」
心底気の毒そうにそう言うヒロくん。
確かにあれは、自分でもひどかったと思うけど。
でもあのときはほら、付き合ってなかったし。
「ふーん、てっきりあみが全力で拒否ってるのかと思った。
......にっしーもああ見えて、シャイだからな」
「ああ、うん、それはなんとなく分かるかも。
にっしー、そういうとこあるよね」
問題集を解く手をとめずに話すヒロくんに対して、私はすっかり手をとめながら話す。
にっしーって女子とも気さくに話してるし、彼女ができてももっとスマートに付き合いそうなイメージだったけど、意外とそうでもないんだよね。
付き合う前からなんとなく分かってたけど......。
花火大会の時の、巾着のひもを片方ずつ持ってたやつ。
あれ、本気でにっしーに同情したんだけど」
「あー......あれはね、後から考えたら自分でもおかしいと思った。
でも、私別に拒否してないよ。にっしー何もしてこないもん」
心底気の毒そうにそう言うヒロくん。
確かにあれは、自分でもひどかったと思うけど。
でもあのときはほら、付き合ってなかったし。
「ふーん、てっきりあみが全力で拒否ってるのかと思った。
......にっしーもああ見えて、シャイだからな」
「ああ、うん、それはなんとなく分かるかも。
にっしー、そういうとこあるよね」
問題集を解く手をとめずに話すヒロくんに対して、私はすっかり手をとめながら話す。
にっしーって女子とも気さくに話してるし、彼女ができてももっとスマートに付き合いそうなイメージだったけど、意外とそうでもないんだよね。
付き合う前からなんとなく分かってたけど......。


