「じゃあ、絹真の席は眞壁の隣な」 眞壁、手ぇ挙げろ。 その言葉で我に戻る。 言われた通り手を挙げると、転校生くんがこちらに来た。 えっと…? 「絹真くん。これからよろしく」 「あ、うん。よろしく」 ちょっと素っ気なかったかなって思ったけど、絹間くんはあまり気にしてないみたい。 「分からないこととかあったら、何でも聞いてね」 マンガみたいな台詞を言ってみるけど、彼は多分、すぐに男友達ができるだろうな。 それより、まさか自分の隣が転校生だったとは…