メガネ殿とお嫁さま

眼鏡かー!

むさ苦しいと
女みたいな顔。
どっちなら、マシなのか、
自分でも分からない。

はた。


あれ?


違う。違う。


確かに桜子さんは可愛い。


可愛いんだけど、
結婚はまた別の話だ。


大体、

「僕はまだ18歳ですよ!
結婚なんて考えられません!」


僕は談笑を遮った。


皆が、
驚いたように
こちらを向いた。


「この家に生まれた以上、
さ、桜子さんもそうだと思うけど、
結婚は家同士の問題だし、
政略結婚だって、覚悟している。

でも、今すぐ話を進める理由なんて
ないじゃないですか。」


僕は気にせず主張した。