メガネ殿とお嫁さま


僕らは、もう18歳で、
会社の跡取りとして、
入り口に立っている。

なのに、
要くんは、僕を未だに、
ちゃん付けする。

僕は、それを、
僕の女顔のせいだとずっと思っていた。


「俺にとったら、
理太ちゃんがヒーローだから。」

要くんは、目を細めて言った。


僕と要くんが
出会ったのは、いつだっただろう。