休みの日
サンルームの
植物を世話しながら、
ふと思う。
少し前まで、
僕にとって、
話し相手は、彼らだけだった。
それが今はどうだろう。
お祖父様、
カヨさん、
山下さん、
要くん、
沙羅ちゃん、
岩ちゃん、
翠さん、
シュウくん、
他にもたくさん。
僕はもう孤独とは言えない。
彼女がくれたものの大きさに
涙が溢れる。
僕が家を空けても、
彼女が
お祖父様の相手や植物の世話を
してくれていたことにも
今更気づく。
知りもしない初めて会った女の子が、
やっぱり僕のお嫁さんになってくれたことを
感謝した。
その時、
「ちょっといいか。」
と声が聞こえ、
僕は涙を拭った。

