シュウくんの家に、
要くんと3人集まる日も少なくない。
詩子さんは、
もうこの家にいない。
あれからすぐ、
連絡があり、
海外に行くと言われ驚いた。
女の人の強さには、
毎度、びっくりさせられる。
「何これ。」
一枚のめでたそうな封筒を
要くんが渡してきた。
「沙羅と正式に婚約することになった。」
「え?」
僕が驚いて言うと、
「おめでとう。」
とシュウくんが言った。
僕もあわてて、
おめでとう。と言った。
「ま、なんとか、やりますから、
ぜひ婚約のお披露目パーティには、
きてください。
岩ちゃんに、全員分服用意してもらうから、近くなったら、取りに行って。」
要くんが、そっぽ向いて言った。
「なんだ、ノリノリなんじゃん。」
僕は要くんをからかって
笑った。

