家につくと、
いつもどおりお祖父様のもとへ
挨拶に行った。

迷子になるから、
君たちにもう一度きちんと紹介しよう。

山ひとつ分の敷地をしばらく走ったら、
ようやく屋敷が見えてくる。
噴水のある英国式中庭内、
ロータリーにつくと車は止められる。


玄関の扉に、門番はいない。

自分で、馬鹿でかい扉を開ける。

そうすると、
天井が馬鹿でかいエントランスが
広がる。

右には、小さめの応接間、
奥には、ゲストルームがある。

左には、書庫と食堂、
奥には、キッチンがある。

左に曲がると
テラスと応接間が続く。
その脇の廊下を抜けると、
母屋である、和式の建物に入る。

靴はここで脱ぐ。

玄関を上がり、
廊下は続く。

両脇とも和室だ。

右に曲がると、
右側に中庭が広がる。

左側には、大座敷、
茶室、浴室などがあり、

庭を1番いい眺めで見られる場所に祖父の部屋がある。

ちなみに、中庭の方に出ず、
まっすぐ進んだ奥から、
離れに行くことができる。

さて、
覚えられた人がいたら、
讃えようではないか。