「理太ちゃんと
おてて繋いで、何?
君、理太ちゃんの何?」
要くん?
なんだろう、機嫌が悪そうだ。
「あ、昨日の子じゃん。
要。この人、理太ちゃんがうちのホテルに連れ込んだ…」
「わああ!!翠さん!言わない約束!」
翠さんがテラスに出てきて、
また誤解を受けそうな気がして、
僕は、言葉を遮った。
もう言っちゃったけどぉ!
「は?
何?理太の女なの?
だったとしても、なんでここにいるんだよ!」
要くんはかなりご立腹のようだ。
「えーっと、あの、
彼女は、
………。
あれ?
本当になんでここにいるの?」
まただ。
それ、君の特技なの?
桜子さん!!

