メガネ殿とお嫁さま


「嫌だよ。
教室まで続くから。」

僕は、とりあえず答えた。


「あそこを通らねば、
教室にはゆけないのですか?」

桜子さんは、エントランスを指した。

たくさんのご子息ご令嬢が、
中へと吸い込まれていく。


…。



…。




「君って天才だな。」

僕は、指を鳴らした。