「瑠璃、今日海に行こう」

「えっ まだ夏になってないよ」

「いいから見るだけ」

「わかったー」

私は疑問に思いながらもバスで裕也と海に行った。

「浜辺に座ろう」

「うん...?」

「瑠璃ちょっと後ろ向いといて」

「わかった〜?」

するとちょっと経ってから「こっち見ていいよ〜」と言われた。

「うん...どうしたの?」

「瑠璃、高校卒業したら俺と結婚してくれ」

「うんっ...」

私は嬉しくて泣いてしまった。