そんな理由で

瑠璃side

「社長、旦那さんが来られました。」

「えっ あ、わかった。入れていいわよ」

するとちょっと顔が曇った様子でソファに腰をかけた。

「裕也、どうしたの急に。仕事は?」

「仕事は会議だけだったから早く終わったんだ。実は...」

「失礼します。コーヒーです。」

「あっ ありがとうございます」

「実は?」

「えっと、実は...俺、愛理の部屋に入ったんだ。それでこれ、どういうこと?」

裕也は机に私のもう一つの携帯を置いた