コンテスト1日前には自分が作った化粧品を送らないといけない。そこで安全性を見るらしい。

コンテスト当日。

「○○会社の藤咲さん、どうぞ」

「はいっ!」

私はパソコンを使って説明した。

「藤咲さんはすごいですね。まだ若いのに社長で。藤咲さんが作った化粧品は安全性が高く非情に優れている。結果をお楽しみに。」

「ありがとうございます!」

次は私と裕也のお母さんが作った化粧品だ。ほとんど私がしたけど。

「藤咲さんと滝沢さん、どうぞ」

「この化粧品はほとんど藤咲さんに任せました。」

「そうですか。わかりました。」

そのあと私たちは説明をしたりした。

次は裕也のお母さんの番だ。

「滝沢さん、どうぞ」

裕也のお母さんがパソコンを開く。

「あれ....データがない....」

「.....」

審査員長たちも黙っている。

「すみません...故障したようです。もう少し待ってください」