そんな理由で

そして次の日。私が裕也のお母さんの会社に行くことになった。

「愛理ちゃん、一緒に頑張りましょ」

「はいっ!」

「えっと私たち2人が協力してひとつ作って愛理ちゃんと私、ひとつずつ作ってコンテストに出さない?」

「いいですねっ!」

「このコンテストは私たちは作るけど荒れたりするかで勝敗が決まるの。だから最終チェックみたいなのや試しに自分が使ってみたりはダメなの。失敗したら会社のイメージが崩れるから気をつけましょ。」

「わかりました。」

それから作業を始めてから1ヶ月。コンテストまで後3日。私は裕也のお母さんが作りかけの化粧品の近くにいろんな薬品に混ぜて水酸化ナトリウムを置いたりコンテストで化粧品の説明をするためのデータを全てこっそり消した。