そんな理由で

「食べたら出かける準備をしろ」

「えっ」

「婚約届け」

「あ〜 わかった。」

裕也は私のことを好きじゃないけど私は裕也を忘れられない。今は好きと言う気持ちはないけどなんで忘れられないんだろう。

お母さんお父さんが用意してくれた裕也の車で市役所に行く。

「すみません。婚約届けなんですけど」

「おめでとうごさいます。美男美女ですね。」

「ありがとうございます。」

人の前では思いっきり演技している裕也を見るとイライラする。婚約届けを出し終わって夫婦になった。

それから家に帰る。
家事は全て私だ。夜ご飯を食べ終えてお風呂から出ると裕也が「明日から仕事だからもう寝る。弁当よろしく。後7時に出るから」私は明後日から仕事だ。
「わかった」前の感じはすっかり消えてしまった。