そんな理由で

「あれ、泣き声が聞こえるけど瑠璃ちゃんじゃない?」

「はぁー」

すると裕也が私の前にやってきて「こっちに来い」と手首を掴まれて図書室の奥に連れて行かれた。

「瑠璃、さっきの話聞いたんだろ」

「う...うん...」

「はぁー。まぁいいや。でも親に言うなよ。絶対に俺ら別れないからな。別れようとしたら殴るぞっ」


「うん....」

まさか裕也がこんな人だとは...

「今日、俺ら早退して俺ん家行こうぜ。正樹、俺ら早退したって言っといて」

「わかったよ。ほどほどにな」

「あぁ」

私は裕也に無理やり裕也の家に連れて行かれた。

「なんで盗み聞きしたんだよっ」

「ごめん....」

「ごめんじゃ済まない。俺は2年もお前と付き合ってたんだぞ。」

「ごめん..なさい....」

「謝るだけかよ」

バシッと私を叩いた。

「痛い....」

「知らねーよ。お前が悪りんだろうが」

「......っ」

「また泣きやがって、めんどくせぇ」

「ごめん....」

私はまた叩かれた。何回も。