それどころじゃなくって、大和くんの言葉がちゃんと頭の中に入ってこない。 ぼんやりと聞こえてくる声は、耳元でそう言った。 「俺、お前が好きだ」 ーーーー ーーー ーー ー 大和くんの白い息が私の横を静かに通り抜ける。 その中に私は確かに、 好き という言葉を見つけた。