意地悪なきみの隣。




「もうすぐじゃないのー?」



ドッキーン!



お母さんが突然リビングのドアを開けて顔を覗かせる。


も、もう!心臓飛び跳ねたってば!



「わかってるよーっ!」



リビングに置いたカバンとラッピングしたケーキを入れた袋を持つ。


お母さんは私を見送るように玄関までついてきた。


もう一度、全身鏡でチェック。



よし、よし、大丈夫だ。



………って、私なんでこんなに緊張してるんだーっ!