「えっ…!わ、ち、違うよっ!勘違いしないでーっ!」
胸の前で大きく手を横に振りながら首も横に振る。
確かに男の子だけど…。
でも彼氏さんじゃないよっ!
「でもねっ、男の子にあげようって思ってるんだあ。あ、大和くんだよ!」
大和くんならお母さんも納得してくれるはず。
だって、お母さんが中島くんがやまとくんだって気づかせてくれたもん。
それに今では大和くんのいろんなお話をするくらいだもんね。
「大和くんねえ〜!まあ、クリスマスだしケーキとかでいいんじゃない?」
ケーキかぁ…。
「うん!じゃあそうする!ありがとう」
何を作るか決まったし、今から買い物!
……って、夜遅いなぁ。
明日作ればいいかな?
大和くん、もう鬼練が始まるし朝から4時まで部活だって言ってたからなあ。
一緒に過ごすって言ってもきっと5時くらいからになるし…。
明日の朝に作ることにしよう!
出していた卵を片付けてお風呂に入ることにした。
しっかりシャンプーで頭を洗って丁寧にリンスをして…。
「早く明日になんないかなぁ…」
お湯につかりながらそんなことをポツリとつぶやく。
今の私は明日のことで頭がいっぱいだ。

