希望のあしたへ

「応援て運動会じゃないんだから」

「確かに応援て言うのは変だけど、励ましたりできるじゃない」

「分かったわかった、じゃあリハビリテーションルームで待っているから。でももうすぐリハビリも終わりだと思うぞ! ちょっと松葉杖で歩けるようになればそれでいいんだから。もちろん松葉杖なしで歩けるようにこの先もリハビリを続けるだろうけどそれは退院してからだろうからな?」

「それでも良いの、取り敢えず明日はリハビリの予定入っているんでしょ」

「まあな?」

「とにかく明日は行くね」

「別に良いけど、ちょっとでも具合悪かったらやめとけよ」

「分かっているって」

「ほんとにわかっているのか? 前にも言った事あるけどお前の事が心配だから言ってるんだからな?」

「分かったからもうそんなに言わないで」

「分かったよちょっと言い過ぎたよ。悪かったな?」

その後も二人は会話を続け、二人の幼少期の懐かしい話や翔の芸能界の話などの会話を楽しんでおり、そんな二人の会話は夕方まで続いた。

窓から差し込む日差しが長く伸び空がオレンジ色に染まりかけた頃、亨が言いにくそうに陽菜に告げる。